ユニクロとフリース
1998年(ねん)ユニクロで発売(はつばい)されたフリースは、日本中(にほんじゅう)にフリースの大(だい)ブームを巻き起こし(まきおこし)ました。フリースとはポリエステルの繊維(せんい)を起毛(きもう)して作ら(つくら)れた素材(そざい)で、軽く(かるく)て肌触り(はだざわり)がよく、保温性(ほおんせい)に優れ(すぐれ)、洗濯(せんたく)しても乾き(かわき)が早い(はやい)という特色(とくしょく)があります。ユニクロによるフリースの大(だい)ブーム以来(いらい)、フリースは年代(ねんだい)を問わ(とわ)ず手軽(てがる)な防寒(ぼうかん)衣料(いりょう)として定着(ていちゃく)し、秋冬(あきふゆ)には欠かせない(かかせない)ものとなりました。現在(げんざい)でもフリースといえばユニクロを思い浮かべる(おもいうかべる)人(ひと)も少なくない(すくなくない)ようです。ユニクロは当時(とうじ)このフリースを1900円(えん)という低価格(ていかかく)で発売(はつばい)し、1998年(ねん)には200万(まん)枚(まい)、1999年(ねん)には850万(まん)枚(まい)という驚異的(きょういてき)な枚数(まいすう)を販売(はんばい)しました。それまでに着々(ちゃくちゃく)と店舗数(てんぽすう)を増やし(ふやし)てきたユニクロは、このフリースの販売(はんばい)によって、一躍(いちやく)全国的(ぜんこくてき)な人気(にんき)ブランドにのし上がっ(のしあがっ)たのです。ユニクロは顧客(こきゃく)の欲し(ほし)がっている商品(しょうひん)に限定(げんてい)して品揃え(しなぞろえ)をし、自社(じしゃ)で大量(たいりょう)生産(せいさん)、大量(たいりょう)販売(はんばい)することによって低価格(ていかかく)を実現(じつげん)する方法(ほうほう)を行っています(おこなっています)。顧客(こきゃく)の感性(かんせい)を見抜き(みぬき)、顧客(こきゃく)のニーズを確実(かくじつ)に掴ん(つかん)だことがフリースの大量(たいりょう)販売(はんばい)を成功(せいこう)させたといえます。ユニクロはフリースの爆発的(ばくはつてき)なブームの後(あと)、一時(じ)業績(ぎょうせき)不振(ふしん)に陥っ(おちいっ)た時期(じき)もありましたが、さまざまな改革(かいかく)によって再び(ふたたび)勢い(いきおい)を持ち直し(もちなおし)ました。現在(げんざい)でもユニクロはフリース製品(せいひん)の研究(けんきゅう)を重ね(かさね)、肌触り(はだざわり)や防寒(ぼうかん)性(せい)、また毛玉(けだま)が出来(でき)にくい加工(かこう)や、ポケットの耐久性(たいきゅうせい)、首(くび)もとのフィット感(かん)など、細部(さいぶ)まで配慮(はいりょ)した商品(しょうひん)を開発(かいはつ)しています。また色(しょく)揃え(そろえ)豊富(ほうふ)にしたり、リバーシブルやストレッチ、人気(にんき)ファッション誌(し)とのコラボレートフリースなどの開発(かいはつ)など、デザイン性(せい)の高い(たかい)フリース商品(しょうひん)も次々(つぎつぎ)と販売(はんばい)されています。
ユニクロ
1998年ユニクロで発売されたフリースは、日本中にフリースの大ブームを巻き起こしました。
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