ユニクロと浴衣
ユニクロは2003年(ねん)より女性(じょせい)物(ぶつ)の浴衣(ゆかた)の販売(はんばい)を始め(はじめ)ました。そして2005年(ねん)からは男性向け(だんせいむけ)と子ども(こども)向け(むけ)の浴衣(ゆかた)も発売(はつばい)されるようになりました。もともとユニクロが浴衣(ゆかた)の販売(はんばい)を始め(はじめ)たのは、「もっと気軽(きがる)に楽しめ(たのしめ)る浴衣(ゆかた)が欲しい(ほしい)」という顧客(こきゃく)の要望(ようぼう)に応える(こたえる)ためでした。ユニクロではそれまでカジュアルブランドとしてフリースやデニムなどを中心(ちゅうしん)に販売(はんばい)され、日常着(にちじょうぎ)のイメージが定着(ていちゃく)していました。日本(にっぽん)伝統(でんとう)の衣類(いるい)である浴衣(ゆかた)は、ユニクロのイメージとかけ離れ(かけはなれ)ているため、発売(はつばい)当初(とうしょ)は果たして(はたして)顧客(こきゃく)に受け入れ(うけいれ)られるものか注目(ちゅうもく)を集め(あつめ)ていました。実際(じっさい)に浴衣(ゆかた)は発売(はつばい)以来(いらい)、3990円(えん)という低価格(ていかかく)と、本格的(ほんかくてき)な柄(え)が好(こう)評価(ひょうか)を得(え)て、毎年(まいとし)若い(わかい)女性(じょせい)やファミリーなど幅広い(はばひろい)年代(ねんだい)に人気(にんき)を集め(あつめ)ています。特に(とくに)近年(きんねん)は和(わ)を取り入れ(とりいれ)たファッションや小物(こもの)ブームとなっており、中年女(ちゅうねんおんな)性(せい)を中心(ちゅうしん)に和装(わそう)を楽しむ(たのしむ)人(ひと)が増え(ふえ)ています。百貨店(ひゃっかてん)や呉服店(ごふくてん)でも豊富(ほうふ)な種類(しゅるい)の浴衣(ゆかた)が扱わ(あつかわ)れるようになっています。しかし百貨店(ひゃっかてん)や呉服店(ごふくてん)で浴衣(ゆかた)を一式(いっしき)揃える(そろえる)と4万(まん)から5万円(まんえん)、低価格(ていかかく)な物(もの)でも1万(まん)円前後(えんぜんご)はかかります。若者(わかもの)にとって浴衣(ゆかた)は値段(ねだん)も高く(たかく)、手入れ(ていれ)も着付け(きつけ)も面倒(めんどう)なため、一度(いちど)は着(き)てみたいと思っ(とおもっ)ても現実(げんじつ)に購入(こうにゅう)するまでには至って(いたって)いませんでした。若者(わかもの)の身近(みぢか)な存在(そんざい)であるユニクロが、低価格(ていかかく)で品質(ひんしつ)の良い(よい)浴衣(ゆかた)を販売(はんばい)したことによって、若者(わかもの)は洋服(ようふく)を購入(こうにゅう)する感覚(かんかく)でユニクロの浴衣(ゆかた)を購入(こうにゅう)し、浴衣(ゆかた)を身近(みぢか)なものに感じる(かんじる)ようになりました。ユニクロは日本(にっぽん)の伝統(でんとう)である浴衣(ゆかた)文化(ぶんか)の継承(けいしょう)に一役(ひとやく)買っ(かっ)たといえるでしょう。
ユニクロ
ユニクロは2003年より女性物の浴衣の販売を始めました。そして2005年からは男性向けと子ども向けの浴衣も発売されるようになりました。
ユニクロ